涼風書林の由来
涼風書林は2007年3月12日に設立されました。
いにしえの唐の都「長安」は
東西シルクロードが交差する国際都市でした。
民族や文化そして宗教が多様にはなやぎ
ものみなときめくがごときその時代
景教として知られるネストリウス派も伝わりました。
そして当時の人々は、現在は「聖霊」とよばれる言葉を
「涼風」と訳したのです。
そよ吹く風も爽やかに
「涼」は「厳暑」と「厳寒」の中間の領域だといえましょう。
この両極端に均衡と中庸をもたらす涼風の力を
たいせつにしたいと思っています。
ひかりかがやいて
こころのみなもとに
新風をおくりたいと願っています
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涼風書林では、海外の優良な出版社「ウーラッハハウス(ドイツ)」などの出版社と友好な関係を築きつつあります。
基本となる文献の訳出も出版のたいせつな柱としながら、独自の出版計画による丁寧な本づくりを目標としております。
出版を通してさまざまな領域を結ぶ―――
涼風書林にご期待ください。